なんとも壮大でおおらかな日本の神話には、
出雲の地が何度も登場します。
そう、ここはまさに世界の始まりの舞台。
意外と人間くさく、愛嬌のある
「やおよろずの神様」たちに
あなたも会いにきませんか?
国引きのお話
世界のはじまり、やおろずの神々の時代・・・
出雲には巨人の神様がいました。
巨神は「八雲立つ出雲の国は、
小さく若く、未完成な国だなぁ」と思い 、
能登半島の方に見つけた
「国のあまり」を綱で
「国来、国来“くにこ、くにこ”」と言って
引っ張ってきました。
そして縫い合わせたのが「美保関」。
その時使った綱が、今の弓ヶ浜、
杭にしたのが
大山であると言われています。
なんとも雄大なお話であります。 |